2017年3月9日木曜日

メルセデス・ベンツSL550を試乗してみたのでインプレ

メルセデスが試乗会をやっていたので、2シーターオープンスポーツの
最高峰であるSL550に乗ってみることにしました。(^ω^)
SLクラスは、古くはガルウィングの300SLが有名ですね。


4700cc V8ツインターボ 435ps 車重1870kg 1560万円

実際に見ると車格はかなり大きくて、
EクラスからSクラスぐらいのサイズに見えますね。
2シーターのスポーツカーはやっぱりかっこいいです。(^ω^)



インテリアはメルセデスのセダンと同じようなデザインで、
スポーツカー的な演出は無く完全に高級車の雰囲気です。
シートも柔らかめでふんわり座り心地が良く、
サイドサポートも広くて大きめのソファーにゆったり座る感じです。

エンジンをかけてさっそく走り出しますが、
エンジン音も静かで非常に滑らかに走ります。
かなり大きな車ですし、ノーズが凄く長いので
立体駐車場から出るのに気を使いました。(^-^;)

通りに出ても印象は変わらず、まるっきり大型高級セダンの走行フィーリングです。
SLクラスは見た目が2シーターのスポーツカーなので、
もっと引き締まった硬めの乗り心地だと私は思っていました。(^-^;)

ハンドリングもセダン的なゆったりしたフィーリングで、
左右に動かしてみても機敏な動作は苦手です。
サスペンションはスポーツモードも選べますが、ゆったりとした車の性格に合わないので
コンフォートモードで上質感を感じながら走った方が気分が良いです。

4700ccターボエンジンは435psもあるので、
アクセルをワイドオープンにすると結構な加速を見せます。
ただ、車重が2トン近いのでガツンという鋭い加速ではなく、
大きなモーターボートが重量感を伴って「グヮァ~」と加速する感じ。



オープンにしてみましたが、屋根が無くなっても
不快な風の巻き込みなどはまったく感じられません。
また、フロントウインドウが凄く寝ていて枠がかなり太いため、
走行中にオープンで走っていることを感じることはほとんど無いです。
まったく普通の高級セダンの走行感覚と変わりありません。
信号待ちで上を向くとやっとオープンであることが分かるぐらい快適。

これはもちろん快適性を重視するならば大歓迎なわけですが、
オープンカーであるならば普通の車には無い爽快感が欲しいと考える人にはいまいちかも?
もちろん、「フロントガラスすら無いスーパーセブンと爽快感を比べるんじゃない!」
と言われそうですけど。(^-^;)



一言で言うと、SLはオープンスポーツカーの形をした高級車でした。
ワインディングでタイヤの限界まで攻め立てるような、
体育会系のスポーツカーではありません。
AMG GTなどとは真逆のキャラクターとなっています。

この車を使うシチュエーションを色々考えてみましたが、
2シーターで用途が非常に限定されるので使用方法に困りますね。(^-^;)
郊外をのんびり気持ち良くドライブして小旅行に出かけるとか、
セレブなパーティにオープンで乗り付けるなどの
使用方法が良いんじゃないでしょうか?(^ω^)

ちなみに、シートの首元から温風が出るエアスカーフは本当に気持ちが良くて、
私のスーパーセブンにも是非欲しいと思いました。(笑)

参考ビデオ

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