2015年7月20日月曜日

KTM 200 EXCキャブのスライドバルブ加工


KTM 200 EXCはKEIHIN(ケーヒン) PWK 36S AGと言うキャブを使っています。

以前ノーマルの謎セッティングを全部やり直して本来のパワーを手に入れたんですが、
公道を走るときに多用するアクセル5mm開けの時が濃すぎる感じなので、
スライドバルブ(カッタウェイ)を加工して調整することにしました。


この斜めの部分を削ると、アクセルを5mmぐらい開けた時のガスを薄くすることが出来ます。
テスト走行を繰り返しながら徐々に削っていったところ、
調子が悪い部分が3分の1ぐらいになりました。

このままでも走行にはほとんど問題ないのですが、
完璧に合わせたかったのでエンジン側にある小さいスリットを金属パテDevconで埋め、
ニードルにも薄くDevconを塗り、ヤスリで仕上げて特性のニードルをでっち上げました。


これでアイドリングからレッドゾーンまで淀みなく、
鋭く吹け上がる完璧なセッティングを出すことに成功しました。

ノーマルでは#7番のカッタウェイが使われていますが、
おそらく今回の加工によって#8番相当ぐらいになったかもしれません。


ジェット類もニードルもカッタウェイも説明書とは全く違うセッティングになりましたが、
買った時と比べると別物のようなパワーと乗りやすさを手に入れました。
もちろん燃費も全然違います。

たぶん、ほとんどの人はKTM 200 EXCを本来の調子で乗っていないと思います。
キャブセッティングについては、こちらの記事も参考にしてください。
http://minkara.carview.co.jp/userid/687338/blog/35344519/

0 件のコメント:

コメントを投稿